海外には仕事も含めてプライベートでも行く機会はありました。ただ、「モロッコに行こう」と思ったことは一度もありませんでした。小百合先生にリトリートに誘われた時に、今の自分の状態を打破したいと感じているときに来たチャンスであるから、取るべきものだとインスピレーションを感じ、参加を決意しました。実際にモロッコに足を踏み入れるまでに、周り（特に家族）から理解を得られない状況であったり、あきらめる一歩手前まで来たこともあり、出発まであまりモロッコに行くという実感が湧かない皮切りでした。

そんな中参加したモロッコ・リトリートは、自分のこと、自分が今まで気づかなかった課題をしっかりと見つけることができるものとなりました。また、モロッコの人々や土地、この国のエネルギーによって、私たちが本来あるべき姿を、観念ではなく、心の奥底で体験することができました。得たものは、私が想像していたものの何十倍もありましたが、その中でもリトリートで体験したキーポイント3つををここに記していこうと思います。

１．通常の「ツアー」にはない、モロッコの良さがつまったItinerary（旅程）
今回のリトリートは、モロッコの内陸、砂漠、そして砂漠の奥地までいく旅程であったので、全て車移動でした。それも１，２時間ではなく、4～6時間かけて。車での移動中、モロッコの景色、情景をしっかりと観ることができました。モロッコでみた情景は、「国立公園」と名前のついていない地域、未開の地ばかり。もう何十億年と変わっていないであろう隆起した山などが、それぞれの形で露にみられ、これだけでも目をみはるものがありました。私はそのありのままの、人の手が加わっていない地球の歴史そのものがみれる景色に魅了され、神々しさまで感じました。また、地元の家族や土地に触れたことーたとえば、その家族の手料理をいただき、毎日作るパンを焼くところを見せてもらえたり、裏庭でピクニックのようにお茶を飲みながら、お話ししたりーモロッコの人々の生活の流れに触れることは、「団体ツアー」には絶対にないことだと思いました。

２．「非日常」の体験満載！
ーマラケシュのリーク（市場）で2日目に買い物をしました。売られているものに「値札」などはなく、お店の人がいう値段を自分が納得するかそうでないかによって「値切る」ことが売買の基本。慣れないやり方ですが、ツアーコーディネイターのかおりさんの指導のもと、はじめて値切る買い物をしました。自分が納得するかがベースなので、後悔とかもなく、意外に楽しめました。

ー地元の家族を伺ったとき、果物をいただきました。よくよく聞くと、食べたぶどうもイチジクも、裏庭から取れたもの。しかも、お店で売っているものよりもとっても甘い！地の恵みを受けて育った果物がこんなにもおいしいものか、と驚きでした。

ーNekobという場所では、ホテルの敷地内の外に布団をひいてもらい、夜空の星を眺めながら寝ました。宇宙、大空に包まれながらの就寝。モロッコでしかできないことだと実感しながらふか～い眠りを実体験しました。

ー砂漠では、ラクダに乗り、砂風呂やSand boardも体験！ラクダは、一日目に乗ったラクダが幼く、座るところが厚く固定されていなかったこともあって、だいぶお尻・股関節に負担が。砂風呂は思ったよりも重くずっしり感があるので、砂と一体になったような安定感を感じ、それがとても心地良く。Sand boardは、子供になったようにキャッキャ言いながら遊びました。

この「非日常体験」は、挑戦心をもつことはもちろん、物事を新しい角度から見るきっかけにもなり、自分自身の思考を大きく広げられた気がしました。

3．最高のガイド
このリトリートは、現地のツアコン・ガイドとしてかおりさんとハミさんが全て同行してくださいました。この旅程も全てお二人の提案のもと、決まったとのこと。その土地に住む人にしか分からないことや知識などがあり、その上で私たちの目的に合うものをしっかりと準備していただいたことで、旅行者である私たちも想像以上のものを得られたのはいうまでもありません。お二人から教えてもらったモロッコのことは、きっとどんなツアーガイドブックにも載っていないでしょう。かおりさんの今までの体験談を話していただき、多くの勇気をいただきました。遊牧民出身のハミさんは、寡黙ですがその向こうには人を受け入れる優しさを秘め、初対面なのに私は全く初対面と感じないほど、素晴らしい人間性をもつお二人が大好きになりました。今までで最高のガイドさんでした。【帰国前日に、ラクダ乗りでお尻の皮がむけてしまい、かおりさんにお尻丸見せでバンドエイドをはっていただきました。もう家族のような存在です（笑）】

今は、モロッコが大好きになりました。帰国後も、家族や近所の人、友人にもモロッコのことを話しています。「モロッコ観光推進メンバー」として（←勝手に肩書つくりました笑）、これからも周りの人にモロッコに行くことを勧めていこうと思います。そして、私もまた必ずモロッコに来ようと思います。
小百合先生、かおりさん、ハミさん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました！

*ずっ〜と以前に「青の街」シャウエンの映像をテレビで観た時「行ってみたいなぁ～」と思ったことがありました。それがモロッコだとも知らずにただ素敵な街～😍と。「モロッコ」が北アフリカだなんてことも知らず、サハラ砂漠がモロッコにある事も知らず(笑) なんか聞いたことあるなぁ～くらいの知識でした。

私にとっては参加を決める所からがこの旅の始まりでした。たくさんの気づきの中から、これ以上ないくらいの安心とワクワクの中で参加することができ、それは旅が終わるまで変わる事がありませんでした。それもこれも、この旅を企画してくれた小百合さんと、すべての思いを組んでコーディネートしてくれたカオリさん、Hamiさんのお陰です。心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました💕一緒に参加したメンバーみなも、思いや感じた事はそれぞれだったにしても、一緒に過ごし、感じ、相乗効果で癒され、同調したすべての体験に感謝でいっぱいです✨️


モロッコの大好きなトコロ
①バラの谷
空が近く星空がとても綺麗。流れ星もたくさん見れ神秘的な体験ができました。
昼間の森の中では、カオリさんの隣人の方の愛情溢れるおもてなしに涙し感動した事も忘れられないです。

②やっぱりシェフシャウエンは、とにかくなにもかもが可愛くて素敵なところでした。次は時間をかけて、もっとじっくりと雑貨屋さんを巡りたいです✨️

③ラクダに乗り砂漠の真ん中へ。砂漠とラクダに癒されていたようで、道中ラクダの背中に乗っている間、ずっ〜と心地よい眠気に襲われていました💤 砂に埋もれた砂風呂も、肌にかかる砂が綺麗に浄化してくれるかのように、心地良さと安心感を与えてくれる貴重な体験でした。

旅中、どの食べ物も美味しくいただき、とにかく果物は濃厚で甘く、そこからも大地の恵・エネルギーを感じました。
力強く壮大な岩山の景色は、感情を感じにくい私の奥底から涙を湧き上がらせ浄化してくれました。

マラケシュで夜遅くまで街中に居た子ども達。道中で働いていた子ども達。砂漠でおもてなしをしてくれた子ども達。日本の子ども達との違いに「幸せ」や「夢」についてなど考えさせられました。

スクールバス計画が実現しますように。鍵盤ハーモニカなど簡単な楽器を持って回る計画も実現したい！そこに私も参加していたい！それを思うとまた涙が溢れてきました。
カオリさん、Hamiさん、その時もぜひご一緒して頂きたいです🥰

皆さんとの出逢いに、とにかく感謝でいっぱいです😊